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研究会主旨

不世出の名バリトン歌手エットレ・バスティアニーニの芸術と生涯を研究し、ひいては人間性に迫っていきます。バスティアニーニのゆかりの方々や孫ご一家と交流します。残された録音・録画を人々に伝え保存します。オペラや広くクラシック音楽を愛する方々と、多くの音楽と演奏を楽しみ勉強をします。
バスティアニーニを敬愛しまた音楽を愛する研究会は、実際にこれらを心から愛し行動をする者が会の代表者、副代表者とします。このような会主旨から代表者から全ての会員まで、活動費用は全て自費で行います。会の催しで会員の方がご講演される時も、基本的にボランティアでお願いさせて頂きます。

会方針

会運営は会員からの意見を参考にします。更に組織が大きくなった時点で運営、事務等を整備します。
会員の個人情報は細心の注意を払って守ります。
運営費として会員から年5000円の会費を戴きます。会活動ご賛同者から活動維持費等の寄付を受けるのは歓迎です。

会員資格

お互いを尊び合い協力して以上の研究や芸術に関心を持たれ楽しむ方なら国籍も何も問いません。

会代表 direttore 丸山 幸子 Maruyama Sachiko
会副代表 vice direttore 桂川 清子 Katsuragawa Kiyoko
名誉会員 socio onorario エットレ・バスティアニーニ(孫)Ettore Bastianini (nipote)
名誉会員 socio onorario マヌエーラ・ビアンキ・ポッロ Manuela Bianchi Porro
監事 segretario 中嶋 重雄 Nakajima Shigeo

研究会設立の経緯

バスティアニーニの歌唱に触れたのは代表、副代表共に10代の半ばからで、既にオペラ・クラシック音楽に親しんでいた。バスティアニーニ研究は、始めは代表、副代表とも各々別個に自己の持てる力で研究をしていたが、実際に二人が行動を起こしたのは奇しくも1983年からで、バスティアニーニ来日当時に接してこられた方々からのお話しを伺うことや、シエナを訪ねることから始めた。当時、海外公演資料を当たるのは困難を極めたが、最初は別個に、1990年頃から二人で共に調査を始めた。1992年の没後25周年を迎えるに当たり偲ぶ会開催を二人で決め、1990年9月1日「エットレ・バスティアニーニ研究会」を発足させた。発足以前から懇意にして頂いた永竹由幸氏には大変お世話になった。感謝申し上げなくてはならない。

法人、賛助会員の募集と活動ご支援のお願い

エットレ・バスティアニーニ研究会は、イタリアオペラ界で活躍しました不世出の名バリトン歌手、故エットレ・バスティアニーニの研究と、広くオペラを楽しむ会として地道な努力と活動を続けて参りました。

特に1992年には東京で「没後25周年偲ぶ会」を、2002年には大阪で「没後35周年偲ぶ会」を開催し内外から大きな反響を戴きました。また2004年、2005年と2年続けました「バスティアニーニ研究とオペラ鑑賞イタリアツアー」では、研究とゆかりの方々との交流を深め、歴史ある各都市でのオペラ鑑賞を致しました。2005年3月には会のホームページを開通させ、このHPは大きな関心を持って注目され続けております。


写真は2002年1月12日、大阪で開催した「没後35周年、偲ぶ会」でイタリアからご参加下さった同名のお孫さんエットレと本研究会代表

通常の会活動としてはオペラを中心とした勉強会を大阪・東京で年3回ずつ行い、こちらも大変好評を戴いています。また本研究会会員の多くはオペラのみならず、クラシック音楽全般に精通していることも特徴であり誇りでもあります。

今後もバスティアニーニ研究はもとより、オペラと関連する歴史・文学・美術・映画など幅広い芸術と文化の連鎖を捉えます。知的好奇心が満たされる楽しい会活動を行いたいと考えております。

どうか芸術的ご関心を芸術の一端を担う本会の理念と活動にもお向け下さり、ご賛助を賜りたくお願い申しあげます。

年会費
一般会員 5000円
法人会員 一口 12000円以上
賛助会員 一口 12000円以上

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