会運営は会員からの意見を参考にします。更に組織が大きくなった時点で運営、事務等を整備します。 会員の個人情報は細心の注意を払って守ります。 運営費として会員から年5000円の会費を戴きます。会活動ご賛同者から活動維持費等の寄付を受けるのは歓迎です。
バスティアニーニの歌唱に触れたのは代表、副代表共に10代の半ばからで、既にオペラ・クラシック音楽に親しんでいた。バスティアニーニ研究は、始めは代表、副代表とも各々別個に自己の持てる力で研究をしていたが、実際に二人が行動を起こしたのは奇しくも1983年からで、バスティアニーニ来日当時に接してこられた方々からのお話しを伺うことや、シエナを訪ねることから始めた。当時、海外公演資料を当たるのは困難を極めたが、最初は別個に、1990年頃から二人で共に調査を始めた。1992年の没後25周年を迎えるに当たり偲ぶ会開催を二人で決め、1990年9月1日「エットレ・バスティアニーニ研究会」を発足させた。発足以前から懇意にして頂いた永竹由幸氏には大変お世話になった。感謝申し上げなくてはならない。
エットレ・バスティアニーニ研究会は、イタリアオペラ界で活躍しました不世出の名バリトン歌手、故エットレ・バスティアニーニの研究と、広くオペラを楽しむ会として地道な努力と活動を続けて参りました。
特に1992年には東京で「没後25周年偲ぶ会」を、2002年には大阪で「没後35周年偲ぶ会」を開催し内外から大きな反響を戴きました。また2004年、2005年と2年続けました「バスティアニーニ研究とオペラ鑑賞イタリアツアー」では、研究とゆかりの方々との交流を深め、歴史ある各都市でのオペラ鑑賞を致しました。2005年3月には会のホームページを開通させ、このHPは大きな関心を持って注目され続けております。
・ 写真は2002年1月12日、大阪で開催した「没後35周年、偲ぶ会」でイタリアからご参加下さった同名のお孫さんエットレと本研究会代表
通常の会活動としてはオペラを中心とした勉強会を大阪・東京で年3回ずつ行い、こちらも大変好評を戴いています。また本研究会会員の多くはオペラのみならず、クラシック音楽全般に精通していることも特徴であり誇りでもあります。
今後もバスティアニーニ研究はもとより、オペラと関連する歴史・文学・美術・映画など幅広い芸術と文化の連鎖を捉えます。知的好奇心が満たされる楽しい会活動を行いたいと考えております。
どうか芸術的ご関心を芸術の一端を担う本会の理念と活動にもお向け下さり、ご賛助を賜りたくお願い申しあげます。
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